その昔、ワイキキのホテル群でお土産(特に多数に渡す撒き土産)を買おうと思うと、マカダミアンナッツチョコレート(それもハワイアンホースト)一択だった。
中には、懐かしい「クヒオ通りにあったフードパントリーで買っていた」という人もいるだろうし、足を伸ばして「ダイエー(今のドン・キホーテ)一択やろ」という人もいるだろう。
お土産の数が足りなくて、帰りの空港で慌てて買う人もいる。
ようは、これまでは「ハワイのベタなお土産」と言えばマカダミアンナッツチョコレートだった。
ベタとは関西弁でいう「ありきたり」というような意味の言葉です。
例、「ハワイでパンケーキ食べるってベタやな」
そのうち、パイナップルの形をしたクッキーとしてホノルルクッキーカンパニーがカラカウア通りをはじめホテル群に出店。
気がつけば「ハワイのお土産」と言えば「あのパイナップルの形したクッキーでしょ」と、ホノルルクッキーカンパニーが「ハワイのベタな撒き土産ナンバーワン」の座を奪い去った。
実際におっさん友達とハワイに行っても「会社の人に土産いるねん」と大量にホノルルクッキーカンパニーで買う人がいる。
余談ではあるが、昔はこのホノルルクッキーカンパニーがヤフオクなどで転売され、少し儲かった時代があった。
昔、お金もないのにハワイに行ってた時「遊ぶだけやなくて、せめてなんぼか稼いでこい」と嫁に責められ、カバンに入るだけ密輸業者のごとくクッキーでパンパンになったバッグを持って帰ったこともある。今はネット通販が根付いて全く儲からない。あしからず。
さて、話を戻し、今後は「ハワイのベタな撒き土産ナンバーワンはホノルルクッキーカンパニー」と安泰と思われていたが、コロナ前の最後にハワイにいったとき、母親に「お土産いる?」と聞いたところ。
『そんなんハワイ言うたら、マカなんたらのチョコレートでしょ』と言われた。
そうなので、ある。ある程度の一定年齢以上の人には、やはりマカダミアンナッツチョコレートが強いのだ。
マカダミアンナッツチョコレート?ホノルルクッキーカンパニー?どっちを買って帰るのがいいのか?
ようは、ハワイの撒き土産としてはマカダミアンナッツチョコレートも、ホノルルクッキーカンパニーもどちらも間違いではない。
ぶっちゃけ味だけで言えば「明治のアーモンド●ョコの方がうまいし、クッキーもアルフ●ートしか勝たん」となる。
別にこれば、ハワイだけでなく各地観光名所のお土産は同じである。
「ハワイで買ってきたこと」に意味がある。
じゃあ、撒き土産を買うとすればどっちがいいのか?
これに1つの結論を付けたいと思う。
マカダミアンナッツチョコレートをお土産にすべき対象
マカダミアンナッツチョコレート=ハワイ土産として固定されているのは、以下の通りである。
- 比較的年齢が高い
- あまりハワイに馴染みがない
- お土産をもらった人も1回くらいしかハワイに行ったことない
ようは、ハワイ初心者にはイメージが固定されており喜ばれる。
では、逆にホノルルクッキーカンパニーはどうだろう?
ホノルルクッキーカンパニーをお土産にすべき対象
- 女性または女子力の高い人
- 小さい子ども、または小さい子どもがいる人
- 「映え」を気にする人
このような結果である。
まあどちらにせよ、撒き土産としてはこのどちらかを選んでおけば、まちがいない。
奥さん、彼女、子どもがいる人、女性であればホノルルクッキーカンパニーで事故はないだろう。
ただし!ただしだ!!
以下をこの2つを買う場合の注意として書いておく。
ベタ土産で奇をてらうな!
マカダミアナッツと言えばベタに「ハワイアンホースト(hawaiian host)」が間違いない。
他の会社でも出しているが、過去安売りしている他社製品を買ったところ「味もしゃしゃりもない」もので外れを引いたこともある。
また、ホノルルクッキーカンパニーでも「期間限定商品」などに目が映るが、無難にチョコ系で抑えておくと問題ないだろう。
次回は、ちょっとだけ通なお土産
しかし!配る人の中に「ハワイ通(他称・自称問わず)」がいる場合、「え、ベタなお土産ね」と思われたくない!という小さな炎を心で燃やされるそこのあなた。
次回は、そんな方のために「ほんのちょっとだけ通で、センスいい!」と思われるお土産を紹介します。
お楽しみに!